どうして様々な用語の使われ方が存在したり違う部分を言っていたりするのか?
脳の部位や機能的部位において様々な用語が様々な意味で使われていて、学習するものにとっては、統一基準が欲しいところなのだけれども、権威な人たちはたくさんおられるので簡単にはいかないのでしょう。
この投稿記事で紹介するのは、Yahoo知恵袋で医学生と思われる人の「神経鞘と髄鞘の違いを教えてください。」という質問に対してのの回答が面白かったので紹介しておきたいと思います。
神経鞘と髄鞘の違い?に対する回答
どうも医学関係者(もしくは相応の研究をされた方)と思われる方からの回答が秀逸。
髄鞘=細胞の部分の名前
Yahoo知恵袋 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11135808731
神経鞘=細胞たちの集合に役割として与えた名前。
簡単に言うと質問に対する回答は上の引用の通りなのだけれども、その理由を詳細に述べているのが面白かった部分。
しかしこの投稿記事が主張するところは、そこではないので割愛する(笑)。興味がある方はリンク先で御確認ください。
さて、別の記事で
1 物理的位置、機能からの部位名称と属する部位
2 発達・発生学的見地からの部位の名称
3 解剖学上の用語からの部位名称
という見地での研究が別々にすすんで用語の統一がなされていないのではという趣旨を述べたのだけれども、その回答者の方は以下のように述べておられます。
医学特に神経学では同一用語を文脈によって違う意味に用いたり、同じものを視点の違いから別の名前で呼ぶなどの混乱が多くあります。あまりに研究することが多いのでひとつの研究と別の研究が出会うまでに時間がかかり、出会った時には互いに独自の名称の体系ができていて、直し様がなかったのではないかと思います。なので今後も同じようなことがたくさん出てくると思います。
Yahoo知恵袋 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11135808731
参考までに、その方のホームページも紹介しておきます。
http://brainmodel.namekuji.jp/index.htm
有難うございました。